Google AIと歩む、これからのWebとアプリの話
いつも大変お世話になっております。F&Iクリエイトです。
今年に入ってから、日々のふとした気づきを「Keep」というアプリに日記として書き留めるようにしています。 1月13日を過ぎたあたりからの記録を読み返してみると、これまでの「当たり前」が少しずつ、でも確実に新しくなっていくような……そんな、期待と不安が入り混じった、興味深い2週間を過ごしていました。
今日は、AIという技術と向き合う中で抱いた「危機感」、そしてそこから見えてきた「これからのWebサイトの価値」や「アプリ開発の可能性」について、私たちの今の想いを共有させてください。
「数週間」が「数時間」に。現場で起きた小さな革命
これまでのシステム開発は、いわば「レンガを一つひとつ積み上げる作業」でした。 ですが、、、Googleの最新AI環境を導入したことで、その風景がガラリと変わり始めています。
日記には、ある日の驚きがこんなふうに綴られています。
「社内に必要だと思っていた『制作実績登録システム』。まあ、2週間程度はかかるだろうと油断していたプロトタイプが、AIを使いこなす優秀なスタッフの手によって、わずか3時間で形になって返ってきた。正直、これには驚いた。」
ここで大切なのは、AIが勝手に作ったわけではない、ということです。 弊社のスタッフがAIと丁寧に対話を重ね、そのポテンシャルをうまく引き出してくれた。私はその横で、出来上がったもののテストを繰り返し、実用性を一つひとつ検証する。 そんな「人とAIの二人三脚」が、これまでにないスピードを生み出してくれました。
道具としてのAIを「手懐ける」ということ
意外かもしれませんが、AI活用で一番苦労するのは、一から作ることよりも「既存のお客様のメンテナンスやアップデート」だったりします。 過去のコードをAIに正しく理解させ、安全に手を加える。これには、新しいものを作る以上の、丁寧で繊細な準備が必要です。
私たちはまず、AIが最も力を発揮できる「土壌(環境)」を整えるところから始めました。 Googleの最新ツール(Antigravity等)を導入し、ローカル環境と緻密に同期させ、時には日本語特有のエラーを一つずつ潰していく。そんな「泥臭い環境構築」を地道に繰り返したことで、ようやくAIを頼れる相棒として迎え入れ、開発の可能性を広げることができつつあります。
「作る」という作業をAIとスタッフに任せ、チームリーダーは「それが本当にお客様にとって使いやすいか」という品質の検証に専念する。 この役割分担によって、これまで以上に精度の高いものを、より早くお届けできる手応えを感じています。
「検索結果で完結する時代」への危機感
一方で、サイト制作のあり方も大きな転換点を迎えていると感じています。
最近、Googleで検索をするとAIが直接答えを教えてくれるようになりましたよね。 非常に便利な反面、制作者としてはこんな大きな問いに直面しています。
「AIが情報をまとめて出してしまうなら、わざわざWebサイトを訪れる意味はあるのだろうか?」
1月下旬の日記には、そんな葛藤が綴られています。
「知識をまとめただけのページは、もうAIに勝てない。これからのWebサイトに必要なのは、AIには決して真似できない『Experience(経験)』。その人自身の体験、現場の苦労、独自のこだわり。この『体温』こそが、これからのサイトの存在意義なんだと思う。」
例えば、「美味しいお米の炊き方」という一般論はAIが教えてくれます。 ですが、、、「その土地で、その生産者が、どんな想いで土を作り、どんな失敗を経て今の味に辿り着いたか」という物語は、その方のサイトにしか載せられません。
私たちは今、AIを使いこなしながらも、同時に「AIにはできない人間らしさ」をどうWebサイトに宿していくかを、チーム全員で模索しています。
もし、お力になれる場面があれば
AIの普及によって、Webやアプリの可能性は大きく広がっています。 一方で、「自分のビジネスにどう取り入れればいいのか」という不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
私たちは、AIという強力な道具を使いこなしながら、皆様の「経験」や「想い」という唯一無二の価値を形にするパートナーでありたいと考えています。
- 「コストで諦めていた社内ツールを、まずはプロトタイプで見てみたい」
- 「AI時代に、自社のサイトをどう差別化すればいいか相談したい」
- 「今あるシステムのメンテナンスを、AIを活用して効率化できないか」
もしそんなふうに思われる場面がございましたら、いつでも気軽にお声がけください。
私たちが日々繰り返しているテストの結果や、スタッフが培ったノウハウが、皆様のこれからの歩みに少しでも貢献できれば幸いです。
今後とも、F&Iクリエイトをよろしくお願いいたします。

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