美山町がUNWTOのベスト・ツーリズム・ビレッジに選定!

美山町がUNWTOのベスト・ツーリズム・ビレッジに選定!

2021年12月21日、京都府南丹市美山町がスペインのマドリードで行われた第24回UNWTO(国連世界観光機関)の総会にて、ベスト・ツーリズム・ビレッジに選定されました。

3年に一度認証されるこちらの「ベスト・ツーリズム・ビレッジ」は、

地域コミュニティの伝統と文化を保全するために、観光の強みを活かした、地域からの優良事例を求めるべく、持続可能な開発目標(SDGs)に沿って、地域において新しい形で観光事業を実施する地域を見つけ出すUNWTOの取組

国連世界観光機関(UNWTO)駐日事務所ホームページより

とされています。

人口15000人以下でSDGsを尊重した地域ツーリズムに取り組む地域として全世界で44地域が選ばれ、そのうちの一つに美山町が選ばれました。

審査基準は、

  • 文化・自然資源(SDGs 8、11、12、15)
    地域には、地域/国/国際レベルで認められている自然・文化資源(有形・無形)がある。
  • 文化資源の振興と保全(SDGs 8, 11, 12)
    ユニークで独自性のある文化資源の振興と保全に取り組んでいる。
  • 経済分野の持続可能性(SDGs 5、8、9、17)
    観光による地域経済への好影響を与える取組(例:事業の発展、起業家精神の向上、バリューチェーン(価値連鎖)の強化、投融資等)を行い、経済分野における持続可能性に取り組んでいる。

など、SDGsに沿った九つの項目からなっています。

美山町は世界のベスト・ツーリズム・ビレッジに選定された地域とともに、今後、UNWTOベスト・ツーリズム・ビレッジ・ネットワークのメンバーとなります。UNWTOや専門家の助言等の支援を得るほか、世界の各地域の取組みや経験の情報交換も行われる予定です。

ベスト・ツーリズム・ビレッジって?

こちらは今年から始まった取り組みです。UNWTOのホームページには、

UNWTO is recognizing villages across the world that are committed to the promotion and preservation of their cultural heritage and sustainable development through tourism. The initiative of the World Tourism Organization (UNWTO) will identify villages taking innovative and transformative approaches to tourism in rural areas in line with the Sustainable Development Goals (SDGs).

BEST TOURISM VILLAGES BY UNWTO より

UNWTO(国連機関世界観光機関)では、世界各地で文化遺産の促進と保存、観光による持続可能な開発に取り組んでいる村を表彰しています。この取り組みは持続可能な開発目標(SDGs)に沿って、農村部の観光に革新的で変革的なアプローチをとっている村を認定するものです、とあります。

ベストツーリズムビレッジに応募するには

  • 人口15,000人以下の地域であること
  • 農業、林業、畜産業、漁業等を行っていること
  • 地域コミュニティの価値観やライフスタイルを保持するような取組を行っていること

が条件となっており、都市の観光地は含まれません。

今回他に選定された町や村は、前期旧石器時代の遺跡群のあるケニアのオロロゲサイリ、周辺国との重要な貿易拠点となり、古い要塞が沢山残されており歴史的価値の高い、サウジアラビアにあるリジャル・アルマ、ポルトガルの丘の頂上にあり、かつてポルトガル国王の所有地であったカステロ・ロドリゴなど、今後残していくべき文化や建築物の残る場所です。日本からは美山町の他に北海道のニセコ町が選定されています。

今回選定された美山町って?

美山町は京都府中央部に位置する約3,500人の地域です。国の重要伝統的建造物群保存地区である「かやぶきの里」を有し、東部には西日本屈指の天然林が広がる「芦生の森」が広がっています。
雄大な自然と文化が評価され芦生の森を含む一帯が京都丹波高原国定公園に指定されています。
美山町では30年以上にわたり、観光によるまちづくりを推進し、2014年にはエコツーリズム推進全体構想が近畿地方で初めて認定され、2016年には「一般社団法人南丹市美山観光まちづくり協会」(地域版DMO)が設立されました。


プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
 より

『かやぶきの里』『芦生の森』『鯖街道』・・・美山町の魅力


美山に訪れてみたいと考えておられる方には、京都府民限定の「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」が2021年12月まで利用できます。また、美山ナビに掲載されているような「美山朝たび」などのガイドに沿って、美山の魅力に触れる様々な体験が可能です。

美山市は京都府の中央部に位置し、京都市内からお車で約80分、大阪・神戸方面からもほぼ2時間以内で来ることができます。

美山のお米、地どり、鮎、松茸、ジビエ料理など季節によって異なる料理を楽しめるほか、四季を感じられるアクティビティや景色を堪能することができます。

例えば、美山町の北集落に、重要伝統的建造物群保存地区である『かやぶきの里』があります。江戸時代から明治時代にかけて建てられた茅葺き屋根の家屋が多く残され、今も、50戸ある家屋のうち39棟が茅葺き屋根という集落です。1993年12月8日に、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、以降保存協会などにより歴史的景観の維持管理、住民生活の保全がされています。

かやぶきの里について>>

また天然林『芦生の森』があり、長年京都大学が研究用に保護してきた森です。1日の入場者数に制限が設けられ、また一般の車での入林は禁止されています。芦生の森では専属のネイチャーガイドが同行するトレッキングツアーがあり、普段見ることのできない、雄大な自然を感じることができます。

芦生の森について>>

美山町は日本風景街である『西の鯖街道』の一角でもあります。西の鯖街道とは、丹波高地を挟み、福井県高浜町、おおい町名田庄、南丹市美山町、京都市右京区京北、京都市北区、そして京都御所を通る約70kmの街道です。鉄道が敷かれるまで、若さ地方と京都を結ぶ最短の文化・経済ルートとして重要な役割を果たしていました。かつて活気で溢れたこの街道を新たな時代の街道として再生するため、各地域が連携し「自然の音が聞こえる道」として事業を展開しています。

西の鯖街道について>>

古民家で美山町を感じる 古民家宿THYME

今後さらに進化する美山町。旅の選択肢の一つに取り入れてみてはいかがでしょうか。

美山の一角にある古民家宿THYMEは、築100年の古民家をリノベーションした、和モダンな宿泊施設になっており、アート体験、ハーブ体験、自然体験など、ここならではの体験をすることができます。BBQや星空を楽しむのにうってつけです。チームビルディングや合宿、ワーケーションとしてもご利用いただけます。ワンちゃんと一緒に泊まることもできますよ。

美山町に宿泊する際は、古民家宿THYMEにぜひお越しください。

ライター

ライター:齊藤

齊藤